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Cafe Riccoという生きているお店 ~対等な関係性と折り紙で生まれるコミュニケーション~

Cafe Riccoと折り紙

Cafe Riccoは、私が足立区に引っ越してきてからずっと通い続けているカフェで、
世界一すてきなカフェだと思っているところです。

Cafe Ricco

今日はCafe Riccoの魅力についてお話したいと思います。

場所は足立区竹の塚駅から東口から徒歩3分のところにあります。

コーヒーとワッフルを提供している、
14席とカウンターのあるこじんまりしたおしゃれなカフェで、
一品一品バリスタとしてのこだわりが込められていて、本当においしいお店です。

でも、それだけがCafe Riccoの魅力ではありません。

このお店は、スタッフさんと対等な関係でおしゃべりが楽しめる、
本当にあたたかいところなんです。

イメージとしてはまるでバーにいるみたいな感覚で、お客さんがスタッフさんとお話ができるのです。
バーと違うところは、スタッフさんがカウンターから出てきて一緒にコーヒーを飲みながらお話しをするところ。
そしてそのお話の仕方も、ホステスや芸者さんのように、
お客さんをおだてたり、太鼓持ちをすることもなく常に対等です。

スタッフさんの扱いについても、とても変わっています。
実はマスターともうひとりいらっしゃるスタッフさん、育休中なのです。
でも、Cafe Riccoのすごいところは、育休中のスタッフさんが毎日Riccoに来ちゃう。
それもお子さんを連れて。

そしてカウンターや席で、赤ちゃんをあやしながら他のお客さんやマスターとお話しをしています。
そのお話しも、育児に関する雑談から、本についての感想の交換など、本当にフラットなコミュニケーションです。
そして、マスターがデレデレになる程かわいらしい赤ちゃんが場を和ませてくれます。
かわいい赤ちゃんを身に来たくてやってくるおばあちゃんもいらっしゃる程です。
でも、常連さんだけの身内ノリのある入りづらいお店、というわけでもないところがとてもすごいところだと思います。

Cafe Riccoは地域とのつながりも大切にしていて、
カフェの窓越しに通学している小学生とあいさつしたり、地域のワークショップ会場として場所を提供したりしています。

面白い取り組みもしています。
それは折り紙です!

Cafe Ricco

Cafe Riccoでは折り紙チャレンジという取り組みがあり、
レベルに応じた折り紙を折ると、割引券がもらえます。
初級から上級まであり、一度やってみると折り紙の魅力に取りつかれ、時間を忘れて没頭してしまいます。
そんな中バリスタの入れたおいしいコーヒーを飲むと…本当に至福の時間です。

マスターの趣味が折り紙で、スタッフさんも折り紙をやるようになってから、
お店に飾るようになり…お店に飾ってある折り紙に興味を持ったお客さんに折り方の本を紹介するようになり…
折り紙チャレンジをするようになり…という経緯があったそうです。
お店のディスプレイも季節折々の折り紙が飾ってあって必見です。
Cafe Riccoは生き物みたいに変化する、有機的なお店で、目が離せません。

スタッフさんが手で折って作った、
Cafe Riccoでしか買えない一点もののオリジナルアクセサリーも売っています。
本当に美しい、バラのイヤリングやブローチは折り紙で作ったと思えないほどです。
イタリアから買い付けに来たお客さんもいる程ですが、基本的に委託やネット通販などはしないことにしているそうなので、
是非お店に足を運んで実物を見てみてください!
美しさに驚かされると思います!

これまでCafe Riccoの魅力について語ってきましたが、文字では語り切れない空気感があり、
常に生き物のように変化する不思議なお店ですので、
是非実際に行ってみてください。

【Cafe Ricco】
https://www.cafe-ricco.info/
?アクセス:東京スカイツリーライン・竹ノ塚駅 東口徒歩3分

店名:CAFE RICCO(カフェ リッコ)
住所:東京都足立区竹ノ塚6-13-3
営業日時:平日/7:00~18:00・土日祝/11:00~18:00

(ラストオーダーは閉店30分前)

定休日:月曜日または連休明け初日の平日

電話:なし
メール:Facebookメッセージのみ

支払方法:現金、カード(VISA/Masterなど)、各種電子マネー

今日は過去に描いた、Cafe Riccoで折り紙について教えてもらっている絵を置いておきます。

それでは。